古瓦 再生 かわいい フランス製照明

 

「シーダ・バーン南棟」は、所長市居 博(イチイ ヒロシ)の生家を切断して再生しました。この生家は大正14年(1925年)8月11日上棟(じょうとう)と書き記された棟札(むなふだ)が見つかってます。

2003年4月、生家解体。所長に残された部分は間口1間にも満たなかった約8坪の生家下野(げや)部分、いわゆる裏方部分です。

電傘 照明 カワイイ

 

所長、スケルトンリフォーム決断。

所長、若い所員さん達、来る日も来る日もワイワイガヤガヤ…

シーダ・バーン南棟の瓦屋根は、番ネコ達にとっても、通り道、見張り台になってました。黙ってはいられません。

番ネコ2匹、突然スケルトンリフォームに参加表明!

ワイワイガヤガヤ+ニャーニャー…

 

古民家

 

2003年6月、「元のカタチへのオマージュ」、大学で真逆の「現代建築のモダニズム」を学んだ所長。

迷いなく、

瓦を1枚、1枚おろし、「土のせふき」に。

古建具 耐火煉瓦 再生

 

おわかりになりますか?・・・所長の生家の建具を事務所アトリエで使い、今度のリニュアルでも、再々登板。思い切って「色」を古建具にぬってみました。

古建具さん、また、お世話になります!

古建具 耐火煉瓦 かわいいフランス製照明 サードプレイス

 

柱も1本、1本すげ替えていきました。腐っている部材もありましたが、中には、複雑な仕口(しくち)もあり勉強になりました。

床は、以前耐火煉瓦敷にしたのをそのまま利用。土間として活用。ヴィンテージラグなんか敷いたら、お似合いです。

画像1,4,5のお花型小さなの照明器具は、フランス生まれ。京都のパラボナさんで。

 

小学校の窓 土壁

 

こちらの古建具も生家で産声(うぶごえ)をあげ、アトリエで再登場。そして色付き古建具で・・・シーダ・バーン南棟で再々登場。

現役復帰です。

 

モクセン板 土壁 庭 赤いカゴ

 

壁は、もちろん「モクセン板」と「貫(ぬき)」。床に接している段は「土壁」にしました。

私たち、モダンデザイン好きです。そして、伝統的な構造も大好きです。

 

土壁 面格子 古いガラス窓

 

画像には残念ながら写っていませんが、ここは往時の小屋組みを利用し、その上に、さらに新たに梁(はり)を入れました。

画像3の瓦屋根、この複雑な形状を小屋組みが支えています。

 

小屋組み

 

いつの間にか「シーダ・バーン南棟」は「アトリエ」と呼ばれ、「伝統工法とモダニズム」の融合、デザイン設計事務所の拠点として生まれ変わりました。

そして、再々登場です。

こちらの勝手なお願いに答えてくれます!

ありがとうございます!

※詳しくは、「チルチンびとNo.30 2004 AUTUMN 生家の一部を再生しアトリエとして活用する」をご覧ください。

 

古建具 古窓ガラス 耐火煉瓦

 

初めて「色」、イロイロ使いました。

お客様、通りを行きかう方々、老若男女問わず、

「めちゃカワイイ!」

 

白モッコウバラ 看板 縦格子

 

「所長、大成功ですよ。」

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