昨今草
さっこんそう
2015年4月6日(月)曇り後雨

「バックページ~命日の記憶・9」※イエスの「火の鳥」オーバーチュア
イーゴリ・ストラビンスキー1971年4月6日、1882年生の88歳、心臓疾患。その70年代初頭、飛ぶ鳥の勢いだったロック・グループ「イエス」のライブ・オープニング、オーバーチュアは「火の鳥」序曲でなく、フィナーレだった。これを受けて、リック・ウェイクマンのキーボード、スティーブ・ハウのギターの「シベリアン・カトゥール」が始まる。何とも言えぬアイデアではないか。その後すぐ電子音楽の富田勲が「火の鳥」のシンセサイザー版をだした。「王女たちのロンド」は、今でもオーケストラよりナイス。現代音楽というと難解で訳のわからない抽象曲が多いが、ストラビンスキーの民族音楽を採り入れたこの組曲が、こうした新しいアンサンブルがきっかけで頭に残っている。現代音楽家だから学校でもあまり教えていないだろう。時間が足りないということで。皆さんはどうやって彼のことを知ったのだろうか。もし、知っているとすればだが。

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